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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻12号

2004年11月発行

文献概要

技術講座 病理

通常のパラフィン切片からのRNA抽出およびRT-PCRによる遺伝子発現解析

著者: 稲葉不知之14 品川泰弘2 山崎龍王14 橘昌嗣3 川又均2 藤盛孝博4 深澤一雄1 稲葉憲之1

所属機関: 1獨協医科大学産婦人科学 2獨協医科大学口腔外科学 3獨協医科大学外科 4獨協医科大学病理学(人体分子)

ページ範囲:P.1355 - P.1362

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新しい知見

 分子生物学の発展は目覚ましく,遺伝子解析は必要な手技の一つとなりつつある.またNCBI(PubMed http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi)といったインターネットサイトによって遺伝子群,塩基配列などの情報が容易に手に入る環境が構築されつつある.最近ではポストゲノムと称し,蛋白質にも注目が集まっている.このような環境の中でRNA抽出が一般的に行われ,目標とする遺伝子をポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction,PCR)により増幅し,遺伝子解析のツールの一つとなりつつあるのは自然の流れといえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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