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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻12号

2004年11月発行

失敗から学び磨く検査技術 病理標本作製法

染色の際に生じるアーティファクト 染色液濾過不良によって沈着する色素の結晶/脱パラフィン不足による染色ムラ/封入時における気泡の混入

著者: 末吉徳芳1

所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科研究基盤センター細胞病理イメージング研究部門

ページ範囲:P.1394 - P.1398

文献概要

 こんな標本ができてしまったことはないだろうか.

 (1)まるで汚しているとしかいいようのない,特殊染色標本の上に群がる赤い色素結晶(図1).

 (2)ズダン染色で色素の結晶が沈着している見苦しい標本(図2).

 (3)小腸粘膜絨毛が直線状に不染の状態であるが,面出し不足か,それとも……(図3).

 (4)暗いしみが付いてしまった標本(図4).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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