icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻13号

2004年12月発行

文献概要

Laboratory Practice 生理 超音波像の読みかた

婦人科―良性疾患

著者: 堀川隆1 箕浦茂樹2

所属機関: 1国立成育医療センター周産期診療部・不妊診療科 2国立国際医療センター産・婦人科

ページ範囲:P.1476 - P.1481

文献購入ページに移動
 はじめに

 超音波検査は侵襲がなく簡便に施行でき,近年の検査装置の発達により,産婦人科領域において視診・内診と並ぶ重要な診断法となった.

 超音波検査はその簡便さからスクリーニング的に行われることが多いが,婦人科臓器の異常所見を見つけた場合はつねに悪性疾患の可能性を考えることが重要である.婦人科良性疾患と一言でいっても子宮・卵巣・卵管それぞれの機能性・炎症性・腫瘍性疾患などさまざまな疾患があるが,本稿では婦人科で目にする機会の多い良性疾患を中心にその超音波像の解説を行う.悪性疾患との鑑別については他稿を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?