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技術講座 微生物
輸入真菌症の検査
著者: 亀井克彦1
所属機関: 1千葉大学真菌医学研究センター真菌感染分野
ページ範囲:P.243 - P.246
文献購入ページに移動 はじめに―輸入真菌症とは
輸入真菌症とは本来わが国には生息していない真菌による真菌症を指す.大部分がコクシジオイデス症,ヒストプラズマ症,パラコクシジオイデス症により占められているが,いずれも近年急速に増加している.ほかにマルネッフェイ型ペニシリウム症,ブラストミセス症なども輸入真菌症に含むことが多い.これらの原因菌は感染力が強く,しばしば健常人にも感染して重篤な真菌症を起こす.いずれも病原体の危険度分類でレベル3に分類されているため,検体の取り扱いには十分な注意が必要である.
輸入真菌症とは本来わが国には生息していない真菌による真菌症を指す.大部分がコクシジオイデス症,ヒストプラズマ症,パラコクシジオイデス症により占められているが,いずれも近年急速に増加している.ほかにマルネッフェイ型ペニシリウム症,ブラストミセス症なども輸入真菌症に含むことが多い.これらの原因菌は感染力が強く,しばしば健常人にも感染して重篤な真菌症を起こす.いずれも病原体の危険度分類でレベル3に分類されているため,検体の取り扱いには十分な注意が必要である.
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