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ハイブリッドキャプチャー法による性感染症のDNA診断法
著者: 中手洋1
所属機関: 1(株)三菱化学ヤトロン学術開発部
ページ範囲:P.291 - P.293
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近年,若年層におけるクラミジア,淋菌などの性感染症の蔓延が社会的にも問題となっている.また,人にがんを引き起こすウイルスとしてC型肝炎ウイルス,EBウイルス(Epstein-Barr virus)などが知られているが,性行為に伴うヒトパピローマウイルス(human papilloma virus,HPV)の感染も子宮頸癌の原因ウイルスとして注目されている.
今回,米国ダイジーン社で開発された新規なDNA診断法であるハイブリッドキャプチャー(hybrid capture,HC)法による細菌,ウイルスなどのDNA検出について,その原理,特徴と臨床応用をHPVの海外での臨床データを主体に紹介したい.
近年,若年層におけるクラミジア,淋菌などの性感染症の蔓延が社会的にも問題となっている.また,人にがんを引き起こすウイルスとしてC型肝炎ウイルス,EBウイルス(Epstein-Barr virus)などが知られているが,性行為に伴うヒトパピローマウイルス(human papilloma virus,HPV)の感染も子宮頸癌の原因ウイルスとして注目されている.
今回,米国ダイジーン社で開発された新規なDNA診断法であるハイブリッドキャプチャー(hybrid capture,HC)法による細菌,ウイルスなどのDNA検出について,その原理,特徴と臨床応用をHPVの海外での臨床データを主体に紹介したい.
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