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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻3号

2004年03月発行

文献概要

検査じょうほう室 生化学 おさえておきたい生化学の基礎知識

抗リウマチ剤とケトン体偽陽性 その1 ケトン体と糖尿病

著者: 樋口まり子1

所属機関: 1静岡済生会総合病院臨床検査科

ページ範囲:P.276 - P.277

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 尿ケトン体検査の三大困りごと.

1 . ケトン体って何? 正体は?

2 . 目的は何? 結果をどう判断するの?

3 . 判定に悩む!(偽反応が多い!)

 尿定性試験の中でケトン体は,糖や蛋白などに比べて検査の意味が多彩であるため,曖昧なまま見過ごしてしまいがちである.本稿では今回,ケトン体について糖尿病との関係を中心にわかりやすく解説し,次回,薬剤干渉とその1つである「リマチル(R)に起因する尿ケトン体偽陽」について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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