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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻3号

2004年03月発行

文献概要

けんさ質問箱Q&A

尿中C-ペプチドの随時尿での測定の可否とその意義

著者: 田港朝彦1

所属機関: 1香川大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.268 - P.269

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Q 尿中 C-ペプチドの随時尿での測定の可否とその意義

尿中C-ペプチド(C-peptide immunoreactivity,CPR)の検査依頼がありますが,24時間蓄尿のできない患者さんもいます.随時尿でクレアチニンを同時に測定し,比率でみる簡便法があるそうですがその具体的な方法と基準値とを教えてください.(福岡県行岡市 M. Y.生)

A 田港 朝彦 たみなと ともひこ*

 C-ペプチドはインスリンの副産物で,血中濃度と変動はインスリン分泌状態を反映しており,血中C-ペプチドはあたかもインスリンの影のように動くといえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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