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コーヒーブレイク
検査相談室より[9] 臨床検査技師の知名度
著者: 早川恵美子1
所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.355 - P.355
文献購入ページに移動 世の中で,病院の検査をしている人の名称を「臨床検査技師」といえる人は,身内に技師がいる人に違いない.それも3親等以内だ.よくても「あ~,トイレの奥にいるおばさんね」程度である.確かに患者さんがわれわれを目にする機会は少ないものね.トイレの奥のその先で,実は凄い分析をしている“学会では偉いおばさん”であっても,わかるはずないわよね.
生理検査や採血で,患者さんと接する機会は増えているものの,「心電図の人」「血採ってくれはるお姉さん」止まりで,「臨床検査技師」の名前は一向に広まらない.結構がんばっているのに残念だわ.かといって,「臨床検査技師殺人事件」なんぞで名前を広げたくもないわよね.どうしたら存在をアピールできるかしら.ドラマなんてどうかしら.もちろん,主役が技師なの.
生理検査や採血で,患者さんと接する機会は増えているものの,「心電図の人」「血採ってくれはるお姉さん」止まりで,「臨床検査技師」の名前は一向に広まらない.結構がんばっているのに残念だわ.かといって,「臨床検査技師殺人事件」なんぞで名前を広げたくもないわよね.どうしたら存在をアピールできるかしら.ドラマなんてどうかしら.もちろん,主役が技師なの.
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