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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻4号

2004年04月発行

文献概要

コーヒーブレイク

検査相談室より[9] 臨床検査技師の知名度

著者: 早川恵美子1

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.355 - P.355

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 世の中で,病院の検査をしている人の名称を「臨床検査技師」といえる人は,身内に技師がいる人に違いない.それも3親等以内だ.よくても「あ~,トイレの奥にいるおばさんね」程度である.確かに患者さんがわれわれを目にする機会は少ないものね.トイレの奥のその先で,実は凄い分析をしている“学会では偉いおばさん”であっても,わかるはずないわよね.

 生理検査や採血で,患者さんと接する機会は増えているものの,「心電図の人」「血採ってくれはるお姉さん」止まりで,「臨床検査技師」の名前は一向に広まらない.結構がんばっているのに残念だわ.かといって,「臨床検査技師殺人事件」なんぞで名前を広げたくもないわよね.どうしたら存在をアピールできるかしら.ドラマなんてどうかしら.もちろん,主役が技師なの.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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