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検査のインフォームドコンセント
著者: 下村登規夫1 猪川嗣朗1 谷本綾子1
所属機関: 1鳥取大学医学部病態解析学講座臨床検査医学
ページ範囲:P.512 - P.512
文献購入ページに移動臨床の場面で,外来や病棟で検査を行うときには,検査の内容,方法,意義,危険性などについて患者に説明する.そして,同意を得たうえで検査を行うことになるが,それだけではない.予想される結果についても説明する必要がある場合もある.これには,特定の診断的価値の高い検査が該当する.なかでもAIDS(acquired immunodeficiency syndrome,後天性免疫不全症候群)の検査はこのような姿勢が欠かせないものの一つであるといえる.特にAIDSの検査では最悪の結果を想定して治療に関する説明まで行うべきであるとされる.
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