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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻6号

2004年06月発行

文献概要

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ISO規格による臨床検査室認定プログラムの方針固まる

著者: 河合忠12

所属機関: 1ISO/TC212国内検討委員会 2JCCLS/JAB臨床検査室認定プログラム開発委員

ページ範囲:P.513 - P.513

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 去る4月16日の日本臨床検査標準協議会(Japanese Committee for Clinical Laboratory Standards,JCCLS)と(財)日本適合性認定協会(The Japan Accreditation Board for Conformity Assessment,JAB)による記者会見,さらに4月28日のJCCLS/JAB/JSA(Japan Standard Association,日本規格協会)共催による講演会が開催されて,ISO(International Organization for Standardization,国際標準化機構)15189による臨床検査室認定プログラムの基本的方針が公開された.

 米国では連邦政府の基準に基づく認定が義務付けられ,豪州ではISO 17025による認定が保健省により義務付けられてきたが,2005年7月からはISO 15189による認定に移行する.欧州連合加盟国では過渡的措置を経てISO 15189による認定が義務付けられる.アジア近隣諸国でも,その動きが活発になっている.日本では,今までISO規格による認定機関が存在しなかったが,これでようやく世界に通用する臨床検査室認定が始まることになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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