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ラボクイズ
寄生虫[1]
著者: 升秀夫1
所属機関: 1国立大学法人筑波大学大学院人間総合科学研究科
ページ範囲:P.632 - P.632
文献購入ページに移動問題1 症例1:53歳,男性
図1の寄生虫卵は,中国南部で会社経営に従事していた53歳の男性が日本に一時帰国し,人間ドック受診時に採取した糞便から検出された.糞便検査はMGL法(406th Medical General Laboratory method)で,検出された虫卵の数が少なくEPG(eggs per gram)値は得られなかった.エコーでは胆嚢ポリープが認められ,問診票には空腹時に腹部の痛みがあると記載があるが,ほかに特記すべき症状や病歴はない.
この寄生虫は下記のどれか.
(1)横川吸虫
(2)肝吸虫
(3)日本海裂頭条虫卵
(4)肝蛭
(5)有害異形吸虫
図1の寄生虫卵は,中国南部で会社経営に従事していた53歳の男性が日本に一時帰国し,人間ドック受診時に採取した糞便から検出された.糞便検査はMGL法(406th Medical General Laboratory method)で,検出された虫卵の数が少なくEPG(eggs per gram)値は得られなかった.エコーでは胆嚢ポリープが認められ,問診票には空腹時に腹部の痛みがあると記載があるが,ほかに特記すべき症状や病歴はない.
この寄生虫は下記のどれか.
(1)横川吸虫
(2)肝吸虫
(3)日本海裂頭条虫卵
(4)肝蛭
(5)有害異形吸虫
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