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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻7号

2004年07月発行

文献概要

けんさ質問箱Q&A

内因性インスリン分泌能の指標としてのCPRとは

著者: 原納優1

所属機関: 1甲子園大学栄養学部

ページ範囲:P.670 - P.671

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Q内因性インスリン分泌能の指標としての CPRとは

本誌vol.30,no.4の「糖尿病」(病気のはなし-原納論文)で「CPRは内因性インスリン分泌能の指標」とあります.このCPRについて意義,測定法などを教えてください.(長野市 K. A.生)

A原納 優 はらのう ゆたか*2

 CPR(C-peptide immunoreactivity,免疫活性Cペプタイド)はインスリンが分泌される過程で,まず合成されるプロインスリンから,C-ペプタイド(connecting peptide)が外れ,インスリンが生成される.血糖が上昇し,インスリンが分泌されるが,その際インスリンとC-ペプタイドとが1:1の比率で分泌される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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