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復習のページ
血液凝固検査用クエン酸ナトリウムの濃度の謎
著者: 吉野一敬1
所属機関: 1北海道立苫小牧病院検査科
ページ範囲:P.766 - P.768
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血液凝固検査の採血に私たちは,一般的にクエン酸ナトリウム液入りの真空採血管を使用していますが,凝固の検査にクエン酸ナトリウム液がいつ頃から使われるようになったかご存じの方は少ないでしょう.またクエン酸ナトリウム液の濃度も3.8%から3.13%など,いろいろな種類が使われてきましたが,どうしてこんなに種類があるのだろうか,凝固検査の結果に影響を与えないのだろうかと,不思議に思った方もいらっしゃると思います.
今回,〈復習のページ〉という機会を与えていただきましたので私自身が今まで疑問に思ってきたことも含め簡単にお話しいたします.
血液凝固検査の採血に私たちは,一般的にクエン酸ナトリウム液入りの真空採血管を使用していますが,凝固の検査にクエン酸ナトリウム液がいつ頃から使われるようになったかご存じの方は少ないでしょう.またクエン酸ナトリウム液の濃度も3.8%から3.13%など,いろいろな種類が使われてきましたが,どうしてこんなに種類があるのだろうか,凝固検査の結果に影響を与えないのだろうかと,不思議に思った方もいらっしゃると思います.
今回,〈復習のページ〉という機会を与えていただきましたので私自身が今まで疑問に思ってきたことも含め簡単にお話しいたします.
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