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文献概要
失敗から学び磨く検査技術 病理標本作製法
包埋操作・ブロック作製に起因するアーティファクト パラフィン槽での含気および中間剤気化による組織破壊
著者: 末吉徳芳1
所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科研究基盤センター細胞病理イメージング研究部門
ページ範囲:P.744 - P.746
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(1)肺胞内の空気を脱気せずにそのまま脱水,パラフィン浸透,包埋するとパラフィン槽でパラフィンを溶融するための62~63°Cの温度で加温されてしまう結果となる.すると肺胞内の空気は膨張融合し,肺胞壁を圧排,断裂させてしまう.
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