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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻1号

2005年01月発行

けんさアラカルト

―異常値となるメカニズム 1.酵素検査異常値とアノマリーの事例・1―アミラーゼアノマリー

著者: 森山隆則1

所属機関: 1北海道大学医学部保健学科検査技術科学専攻

ページ範囲:P.74 - P.75

文献概要

はじめに

 現在までに,アミラーゼ電気泳動によって報告されている血清アミラーゼアノマリーとして,①遺伝的変異〔P(pancreatogenic,膵由来の)型・S(salivary,唾液の)型バリアント〕1~3),②マクロアミラーゼ(免疫グロブリン複合体・基質との複合体)4,5),そして③腫瘍産生アミラーゼ(シアリルS型アミラーゼ)6,7)がある.ここでは,自験例を基にこれらの出現メカニズムおよび臨床的意義について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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