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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻1号

2005年01月発行

トピックス

野兎病

著者: 真鍋恵津子1 寄藤和彦1 藤田博己2

所属機関: 1成田赤十字病院皮膚科 2大原綜合病院附属大原研究所

ページ範囲:P.89 - P.91

文献概要

はじめに

 野兎病(tularemia)は人蓄共通感染症の一つで,高熱とリンパ節腫脹を主な特徴とする細菌性の急性熱性疾患である.野兎病菌は感染力が極めて強く,健常な皮膚からも侵入でき,水中や土壌中でも長期間生存可能なため,近年ではバイオテロに利用される可能性も危惧されている1,2).また,輸入動物から流行する危険のある感染症としても注意が喚起されている3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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