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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻11号

2005年10月発行

文献概要

増刊号 一線診療のための臨床検査 第I章 総論―臨床編 1. 感染症の検査

3)消化管感染症

著者: ⻆田隆文1

所属機関: 1東京都立荘原病院感染症科

ページ範囲:P.1004 - P.1007

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はじめに

 消化管感染症は,下痢を主症状とする感染性腸炎のほかに,特殊なものとしてボツリヌス菌神経毒素による腸管麻痺や,最近の話題からはヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)感染症がある.本来,虫垂炎や大腸憩室炎,消化管穿孔性腹膜炎なども感染症であるので,病原体としては外因性のものと内因性のもの,すなわち腸内細菌に分類される.本稿では外因性の病原体について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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