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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻11号

2005年10月発行

増刊号 一線診療のための臨床検査

第I章 総論―臨床編 3. 循環器疾患の検査

1)狭心症・心筋梗塞

著者: 説田浩一1

所属機関: 1東京都立駒込病院臨床検査科

ページ範囲:P.1030 - P.1033

文献概要

はじめに

 狭心症・心筋梗塞はともに虚血性心疾患,つまり心筋の酸素需要に対し供給が追いつかないために心筋が酸素不足に陥っている病態である.狭心症・心筋梗塞ともにその診断において,臨床検査の果たす役割は大きいが,両疾患,特に心筋梗塞においては迅速かつ確実な診断が求められ,他の疾患以上に臨床検査,特に“迅速検査”の重要性は高い.今回,狭心症・心筋梗塞における“迅速検査”の重要性を中心に概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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