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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻11号

2005年10月発行

文献概要

増刊号 一線診療のための臨床検査 第I章 総論―臨床編 5. 肝・胆道疾患

1)ウイルス性疾患

著者: 横須賀收1 新井誠人2

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院腫瘍内科 2千葉大学大学院COEフェロー

ページ範囲:P.1054 - P.1058

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はじめに

 肝,胆道系疾患におけるウイルス性疾患としては,臨床的頻度,また,その重要性からウイルス性肝炎がほぼすべてといってよいと思われる.ウイルス性肝炎は肝臓を主とした全身性感染疾患で,ウイルス感染とそれによる宿主の免疫反応によって惹起される肝臓を主たる病変とする疾患である.ウイルス性肝炎は,日常臨床において比較的多くみかける疾患である.

 本稿では,ウイルス性肝炎症例の診療フローチャート(図)を示し,必要な検査,急性肝炎,慢性肝炎,また各種肝炎ウイルスの特徴について解説をする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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