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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻11号

2005年10月発行

文献概要

増刊号 一線診療のための臨床検査 第II章 各論―検査編 1. 微生物検査 3)培養検査

(1)分離培養

著者: 中村文子1

所属機関: 1順天堂大学附属順天堂医院臨床検査部

ページ範囲:P.1187 - P.1192

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はじめに

 従来の微生物検査は「最終報告まで数日かかる」ことが常とされてきた.特に培養検査は,菌の増殖と集落形成を要するため即日報告ができない.しかしこの数日の間に,分離菌に関する新しい情報が次々と積み上げられてゆく.これらのなかから感染症の診断と治療に有用な情報を,中間報告としてどのように臨床へ伝えるかは,臨床検査技師個人の技量によるところが大きい.

 本稿では一線診療に役立つ分離培養検査について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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