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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻11号

2005年10月発行

文献概要

コラム

温泉とレジオネラ

著者: 小出道夫1

所属機関: 1琉球大学大学院医学研究科感染病態制御学講座

ページ範囲:P.1196 - P.1196

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欧米に比較すると,わが国のレジオネラ症は循環式温泉水(大規模温泉が多い)と循環式家庭風呂からの感染の比率が高いのが特徴である.

 温泉水から検出される菌種はLegionella pneumophila serogroup 5あるいはL. pneumophila serogroup 6が多く,L. pneumophila serogroup 1が検出される頻度はその次(第3位)であるが,実際の温泉由来レジオネラ肺炎患者からの分離菌種はL. pneumophila serogroup 1が多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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