icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻11号

2005年10月発行

文献概要

増刊号 一線診療のための臨床検査 第II章 各論―検査編 4. 生化学検査

13)CRP

著者: 亀子光明1

所属機関: 1長野市民病院臨床検査科

ページ範囲:P.1290 - P.1291

文献購入ページに移動
検査の基礎

1 . 試 料

 C反応性蛋白(CRP)の測定には血清を試料に用いるのが通常であるが,血漿を用いることもある.

2 . 測定法

 CRPの測定法は従来,比濁法(turbidimetric immunoassay,TIA)が一般的であったが,最近は,ラテックス凝集免疫法(latex agglutination immunoassay,LAIA)を採用する施設が多く,感度,精度ともに良好な測定が可能となっている.最近,冠動脈疾患のリスクファクターとして注目されている高感度CRP(high-sensitivity CRP,hs-CRP)の測定法とは,検出限界が0.02mg/dl,0.1mg/dlでの再現性がCV3.0%以下という条件を満足する測定法をいう1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら