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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻12号

2005年11月発行

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トピックス

アディポネクチンと肥満症

著者: 西田誠1

所属機関: 1大阪大学保健センター

ページ範囲:P.1435 - P.1437

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はじめに

 アディポネクチンは,脂肪細胞より特異的に分泌される蛋白質である.脂肪細胞から分泌される物質はアディポサイトカインと総称され,種々の臓器に影響を与える.このアディポサイトカインのうちで,アディポネクチンは,肥満に伴う合併症の抑制に重要な役割を持つことが明らかにされつつある.また最近,心筋梗塞などの予防目標として腹部肥満に基づくメタボリックシンドロームが注目されており,この病態にもアディポネクチンは深く関与している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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