文献詳細
文献概要
Laboratory Practice 生理 超音波像の読みかた
頸動脈疾患
著者: 長束一行1
所属機関: 1国立循環器病センター内科脳血管部門
ページ範囲:P.1482 - P.1487
文献購入ページに移動はじめに
わが国では従来,頸動脈病変が少ないとされてきたが,生活の欧米化に伴い生活習慣病が増え,頸動脈の粥状硬化病変も増えつつある.頸動脈は最も体表に近い動脈の一つで粥状硬化の好発部位でもある.
頸動脈の超音波エコーは手軽に検査を行え,脳血管障害の診断にも必須であるが,全身の動脈硬化を知るうえでの指標としても注目されている.頸動脈エコー検査は微細な病変から高度な病変まで,簡便で無侵襲的に頸動脈病変を診断でき,頸動脈病変を診断する場合の第一選択の検査となっている.
わが国では従来,頸動脈病変が少ないとされてきたが,生活の欧米化に伴い生活習慣病が増え,頸動脈の粥状硬化病変も増えつつある.頸動脈は最も体表に近い動脈の一つで粥状硬化の好発部位でもある.
頸動脈の超音波エコーは手軽に検査を行え,脳血管障害の診断にも必須であるが,全身の動脈硬化を知るうえでの指標としても注目されている.頸動脈エコー検査は微細な病変から高度な病変まで,簡便で無侵襲的に頸動脈病変を診断でき,頸動脈病変を診断する場合の第一選択の検査となっている.
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