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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻2号

2005年02月発行

文献概要

検査じょうほう室 血液:自動血球分析装置のフラッグ処理で困ったこと

装置オペレーターが注意すべきフラッグ

著者: 権藤和美1 田中由美子1

所属機関: 1東海大学医学部付属病院臨床検査技術科

ページ範囲:P.146 - P.148

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はじめに

 当院では2003年12月より,XE-Alpha(XE-2100,SP-100),SISシステム(Sysmex社)を用いて末梢血検査を行っている.

 自動血球分析装置は現在も,非血小板粒子の混入や血小板凝集による血小板数の信頼性,異常細胞検出に関し問題点が多い1~3).当院ではこれら問題点の対策としてシステムを活用し検査誤報告防止に努めている.しかしフラッグが検体に起因するのではなく,測定装置の異常に起因して出現した場合,血液像を確認しても異常の原因が見いだせないことがある.このような場合,結果報告の遅延だけでなく誤報告につながることがあるため,早期発見と対応とが重要である.

 今回,約1年間の使用経験から,装置異常早期発見のためにオペレーターが注意すべきフラッグについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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