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けんさアラカルト
―異常値となるメカニズム 1.酵素検査異常値とアノマリーの事例・3―CKアノマリー
著者: 金光房江1
所属機関: 1財団法人倉敷中央病院臨床検査科
ページ範囲:P.260 - P.262
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CK(creatine kinase,クレアチンキナーゼ)は骨格筋型(mussle type,Mと略)サブユニットと脳型(brain type,Bと略)サブユニットとから成る二量体で,細胞質上清にはCK-MM,CK-MB,CK-BBのアイソザイムが存在する.これらは臓器特異的で,それぞれ骨格筋,心筋,脳・平滑筋に多く分布している.また,ミトコンドリアにはミトコンドリア特有のアイソザイム(Mi-CK)が存在する.これら定型的な4種類のアイソザイムほかに先天的,後天的に異型CKが存在し,CKアノマリーと総称している.
CK(creatine kinase,クレアチンキナーゼ)は骨格筋型(mussle type,Mと略)サブユニットと脳型(brain type,Bと略)サブユニットとから成る二量体で,細胞質上清にはCK-MM,CK-MB,CK-BBのアイソザイムが存在する.これらは臓器特異的で,それぞれ骨格筋,心筋,脳・平滑筋に多く分布している.また,ミトコンドリアにはミトコンドリア特有のアイソザイム(Mi-CK)が存在する.これら定型的な4種類のアイソザイムほかに先天的,後天的に異型CKが存在し,CKアノマリーと総称している.
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