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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻4号

2005年04月発行

文献概要

Laboratory Practice 生理 超音波像の読みかた

乳腺―良性疾患

著者: 負門克典1 角田博子1

所属機関: 1聖路加国際病院放射線科

ページ範囲:P.344 - P.348

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はじめに

 乳腺領域において,超音波検査は病変の描出と良性悪性の鑑別といったルーティン検査から,生検のガイドあるいは術前検査の範囲診断にも重要な検査法である.超音波検査によって乳腺良性疾患を診断するうえで重要な点は,良性病変としてこれ以上の検査が不要であるものと,良性病変の可能性が高いが生検などの精査がさらに必要なものとの二つを鑑別することである.良性と断言できるものはそれ以降の検査を不要にできるし,良性といい切れない鑑別困難な病変についてはさらなる精査を躊躇なく進めるべきである.

 ここでは遭遇する頻度の高い代表的な乳腺良性疾患の超音波画像所見について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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