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遺伝子検査による治療薬剤効果推定
著者: 窪田規一1 臺場昭人2 高原和子3
所属機関: 1株式会社ジェー・ジー・エス 2株式会社ジェー・ジー・エスバイオインファマティクス室 3株式会社ジェー・ジー・エス社長室
ページ範囲:P.395 - P.398
文献購入ページに移動2001年2月に米国のバイオベンチャー企業セレラジェノミクス社と世界の6か国20研究センターから構成される「国際ヒトゲノムシーケンス決定コンソーシアム」がヒトのゲノム約30億塩基対の配列を決定し,それぞれ「サイエンス」誌と「ネイチャー」誌に発表した.これを機に遺伝子情報の臨床応用に関する期待が高まってきた.その大きな期待の一つは遺伝子検査が治療に対して的確な情報の提供を行うことができるか……という課題ではないかと考えられる.
本稿ではこの課題に対して「遺伝子検査による治療薬剤効果推定」という側面から最新の臨床研究を紹介したい.
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