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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻5号

2005年05月発行

文献概要

けんさ質問箱Q&A

川崎病の2Dエコーでのよい評価方法は

著者: 石川雄一1

所属機関: 1山口大学医学部小児科学教室

ページ範囲:P.478 - P.479

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川崎病は冠動脈の拡張や動脈瘤があれば同定できるでしょうが,動脈壁のエコー輝度の上昇を的確に指摘するのは困難です.先入観でそう見えてしまったり,装置の設定,また胸壁と心臓との間の距離によったりするのではないでしょうか.Integrated backscatter(IB)などもありますが従来の2Dエコーでのよい方法を教えてください.(福岡県飯塚市 H.K.生)

 冠動脈の輝度に関しては,客観的な評価は困難と考えます.エコーのゲインは患者ごとに最も見やすいように変えていくのが一般的で,それを固定して比較したりするのは,かえって画像を見づらくする虞れがあると思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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