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医療情報システム国際標準化―IHE
著者: 平沢修1
所属機関: 1株式会社テクノメディカ医療ソリューション開発部
ページ範囲:P.483 - P.484
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医療情報システムの標準規格としてHL7(エイチエルセブン,Health Level Sevenの略),DICOM(ダイコム,Digital Imaging and Communication in Medicineの略)があるが,これらの規格に準拠する場合でも,実際には幾とおりもの方法を選択できるため,接続ベンダ(システム供給会社)間での詳細な打ち合わせが必要であった.このような状況を改善するために,「標準規格の使いかた」を標準化しようという活動―IHE(アイエイチイー,Integrating the Healthcare Enterpriseの略,医療連携のための情報統合化プロジェクト)―が始まった.IHEは標準規格ではなく,HL7,DICOMの実装ガイドラインと位置づけられる.
IHEは,国際的な取り組みとして進められており日本国内の活動(IHE-J)はJIRA(ジラ,Japan Industries Association of Radiological Systems,日本画像医療システム工業会)が中心になっているが,2002年より開始された検体検査分野はJAHIS(ジェイヒス,Japanese Association of Healthcare Information Systems Industry,保健医療福祉情報システム工業会)が担当している.
医療情報システムの標準規格としてHL7(エイチエルセブン,Health Level Sevenの略),DICOM(ダイコム,Digital Imaging and Communication in Medicineの略)があるが,これらの規格に準拠する場合でも,実際には幾とおりもの方法を選択できるため,接続ベンダ(システム供給会社)間での詳細な打ち合わせが必要であった.このような状況を改善するために,「標準規格の使いかた」を標準化しようという活動―IHE(アイエイチイー,Integrating the Healthcare Enterpriseの略,医療連携のための情報統合化プロジェクト)―が始まった.IHEは標準規格ではなく,HL7,DICOMの実装ガイドラインと位置づけられる.
IHEは,国際的な取り組みとして進められており日本国内の活動(IHE-J)はJIRA(ジラ,Japan Industries Association of Radiological Systems,日本画像医療システム工業会)が中心になっているが,2002年より開始された検体検査分野はJAHIS(ジェイヒス,Japanese Association of Healthcare Information Systems Industry,保健医療福祉情報システム工業会)が担当している.
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