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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻6号

2005年06月発行

文献概要

Laboratory Practice 生化学 自動分析装置での検査データの質を上げるためのポイント

イオン電極の特性管理とメンテナンス

著者: 飯塚儀明1 桑克彦2

所属機関: 1筑波大学附属病院検査部 2筑波大学臨床医学系

ページ範囲:P.532 - P.534

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はじめに

 日常検査におけるNa,K,Cl濃度測定は,イオン選択性電極(ion-selective electrode,ISE)を用いた方法が一般的である1).さらに近年は,測定値の精確さの校正に実試料標準物質が用いられるようになり,測定値の精確さが確保され,かつ施設間差がほとんど認められない状態で実施されている1).なお,炎光光度法や電量滴定法は,その上位の精確な測定法としてしか用いられていない.

 本稿では,主に日常検査のNa,K,Cl濃度測定におけるISE法の特性管理とメンテナンスのタイミングとについて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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