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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻6号

2005年06月発行

文献概要

臨床検査技師のための実践医療データベース論

第6章 SQLの応用

著者: 片岡浩巳1

所属機関: 1高知大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.553 - P.557

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はじめに

 前章までに,関係データベースにおいて,「和」,「差」,「直積」,「選択」,「射影」の五つの基本的な機能について解説してきた.この五つの関係代数を組み合わせればどんな論理的な質問でも答えることができることができるのだが,このうち「選択」は,複雑な検索条件を記述することができる奥深い領域である.条件文の組み合わせは,「否定(NOT)」,「選言(OR)」,「連言(AND)」の三つの論理演算式で表現することができる.また,条件文について,数字と文字との大小関係を比較する条件式の仕組みも理解する必要がある.

 本稿では,まず,数値と文字との違いを解説し,それらの大小関係の比較について述べ,続いて,論理演算の基礎から応用までを具体的に解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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