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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻8号

2005年08月発行

文献概要

Laboratory Practice 生理 超音波像の読みかた

小児科疾患

著者: 久守孝司1

所属機関: 1島根大学医学部消化器・一般外科

ページ範囲:P.738 - P.746

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はじめに

 超音波検査は,小児に最適の画像検査であり,今や臨床に不可欠である.検査の対象領域は成人以上に広く,新生児・乳児期の頭蓋内・脊髄(髄膜瘤など)・股関節(股関節脱臼など)などの領域はその代表である.

 装置の選択は重要で,特に探触子にこだわるべきである.体が小さく目的臓器までの距離が短いことを最大限に生かすため,高周波(すなわち高解像度)の探触子,できれば小型のコンベックス型のものを使用する.また,検査場所は,保温や児の不安軽減のため,児がいるベッドサイドに装置を移動して行うことも検討していただきたい.

 ここでは,小児腹部領域に限って,代表的な疾患の超音波画像を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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