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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻8号

2005年08月発行

文献概要

けんさ質問箱Q&A

乳糜体腔液の確認の仕かたは

著者: 𠮷村英雄1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院病理部

ページ範囲:P.781 - P.782

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乳糜体腔液の確認の仕かたは,細胞診検査室でズダン染色をすべきなのでしょうか.そうであるならば,そのとき,沈渣でズダン染色をして確認すべきでしょうか,教えてください.(岐阜市 A.O.生)


 体腔液は,胸腔や腹腔および心膜腔に病的に貯留した液で,血管内圧の亢進・循環障害や門脈圧の亢進および膠質浸透圧の低下などによって起こると考えられている濾出液と毛細血管浸透圧の亢進やリンパ灌流の低下などに起因するとされている滲出液とに大別されます.また,その外観から漿液性,血性,膿様,粘液様,乳糜などに分けられます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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