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文献詳細

雑誌文献

検査と技術33巻9号

2005年09月発行

けんさ質問箱Q&A

ヘパリンのモニタリングはAPTTだけでよいのか

著者: 増田詩織1 保田知生2

所属機関: 1近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 2近畿大学医学部附属病院外科

ページ範囲:P.874 - P.876

文献概要

術後の静脈血栓予防目的で投与されているヘパリンのモニタリングには,APTTだけを監視しているのでよいのでしょうか.併せて採血間隔,予防至適秒数も教えてください.(京都市 M.H.生)

 

■静脈血栓症の予防

 静脈血栓塞栓症は,手術後や出産後,急性疾患において発症することが多く,不幸な転帰をとることがあり,さまざまな診療の現場で問題視されている.近年わが国においても静脈血栓塞栓症の頻度は決して低くないことが明らかになり,日常診療の安全管理としてその発症予防が注目されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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