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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻1号

2006年01月発行

文献概要

どうする?パニック値 血液

7.赤血球形態異常

著者: 松尾収二1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.68 - P.69

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 赤血球形態の異常のうち,治療を急ぐ本当の意味でのパニック値に相当する代表的なものは破砕赤血球である.しかし本稿では診断や病態把握に特異性が高く有益な赤血球形態も,医師に強いインパクトを与えるため速報の対象とした.

当院の基準

 以下の形態は速報の対象となりうる.当院では赤血球形態について明確に基準を設け速報しているものはないが,以下の1 . の破砕赤血球は速報することが多い.いずれの形態異常もCBC(complete blood count,全血球計算),場合により凝固検査,生化学的検査を合わせて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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