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文献概要
ラボクイズ
髄液細胞2
著者: 大田喜孝1
所属機関: 1聖マリア病院臨床検査部
ページ範囲:P.930 - P.930
文献購入ページに移動 症例:33歳,男性
1週間ほど前より倦怠感,食欲不振があった.起床時に手足に力が入らず,歩行できなくなったため当院神経内科を受診.そのまま緊急入院となった.
対称性の筋力低下と深部腱反射の低下とを認め,ギラン-バレー症候群(Guillain-Barré syndrome,多発性神経根炎)の診断のもとに大量のステロイド投与(メチルプレドニゾロン1,000mg/日)ならびに抗生剤投与(CTX2,000mg/日)がなされた.治療開始より5日後に多発性の末梢神経症状に次いで急激な意識レベルの低下を認め,腰椎穿刺による髄液採取を行った.
1週間ほど前より倦怠感,食欲不振があった.起床時に手足に力が入らず,歩行できなくなったため当院神経内科を受診.そのまま緊急入院となった.
対称性の筋力低下と深部腱反射の低下とを認め,ギラン-バレー症候群(Guillain-Barré syndrome,多発性神経根炎)の診断のもとに大量のステロイド投与(メチルプレドニゾロン1,000mg/日)ならびに抗生剤投与(CTX2,000mg/日)がなされた.治療開始より5日後に多発性の末梢神経症状に次いで急激な意識レベルの低下を認め,腰椎穿刺による髄液採取を行った.
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