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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻11号

2006年10月発行

文献概要

増刊号 新しい臨床検査・未来の臨床検査 各論 5.感染症検査

ノート 結核診断のための検査の使い分け

著者: 佐々木結花1

所属機関: 1国立病院機構千葉東病院呼吸器科

ページ範囲:P.1253 - P.1256

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 はじめに

 結核の確定診断は,結核菌の証明が必須となる.感染症において菌を証明する方法として,菌自体の検出,抗体値の測定,病理組織などさまざまな手法があるが,結核菌検出においては他菌と異なり補助診断が少なく,菌の発育も遅く,迅速に診断し難い場合が稀ではない.今回,院内感染対策としても重要な肺結核診断のための検査について報告する.

参考文献

1) 佐々木結花:患者発見の遅れの研究.結核 77:621-625,2002
2) 日本結核病学会予防・治療合同委員会:核酸増幅法による結核菌検査の臨床での利用について.結核 70:711-712,1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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