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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻11号

2006年10月発行

文献概要

増刊号 新しい臨床検査・未来の臨床検査 各論 5.感染症検査

11 HCV核酸検査

著者: 稲田麻里1 横須賀收1

所属機関: 1千葉大学医学部腫瘍内科

ページ範囲:P.1271 - P.1273

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 はじめに

 C型肝炎ウイルス(hepatitis C virus,HCV)感染によるC型慢性肝炎はわが国で最も多い慢性肝炎である.HCV感染後,約7割は持続感染となり,肝炎に伴って約10~15%の割合で肝硬変へ進展するとされる.また肝硬変になると年率5~7%の高率で肝癌が発症する.肝発癌の予防のためにも慢性肝炎の時期に治療が必要である.

参考文献

1) 社団法人日本肝臓学会:慢性肝炎診療のためのガイドライン,2006
2) 厚生労働省:HCVとC型肝炎の知識,改訂3版,財団法人ウイルス肝炎研究財団,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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