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増刊号 新しい臨床検査・未来の臨床検査 各論 5.感染症検査
11 HCV核酸検査
著者: 稲田麻里1 横須賀收1
所属機関: 1千葉大学医学部腫瘍内科
ページ範囲:P.1271 - P.1273
文献購入ページに移動C型肝炎ウイルス(hepatitis C virus,HCV)感染によるC型慢性肝炎はわが国で最も多い慢性肝炎である.HCV感染後,約7割は持続感染となり,肝炎に伴って約10~15%の割合で肝硬変へ進展するとされる.また肝硬変になると年率5~7%の高率で肝癌が発症する.肝発癌の予防のためにも慢性肝炎の時期に治療が必要である.
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