文献詳細
文献概要
病気のはなし
胃癌
著者: 福田能啓1 富田寿彦2 堀和敏2 坂上隆3
所属機関: 1兵庫医科大学臨床栄養部 2兵庫医科大学内科・上部消化管科 3兵庫医科大学内視鏡診療部
ページ範囲:P.1374 - P.1380
文献購入ページに移動胃癌は,わが国において減少傾向にあるとはいえ,いまだに死亡率の高い重要な疾患である.検診の普及と内視鏡検査の進歩により早期発見が可能となり,内視鏡治療により患者の生活の質(quality of life,QOL)の向上とともに,予後が改善している.胃癌とヘリコバクターピロリ感染との関連性が指摘され,ヘリコバクターピロリ感染の早期発見とその除菌が,胃癌発生のリスクの低減に役立つと考えらる.
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