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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻12号

2006年11月発行

文献概要

技術講座 一般

精液検査法

著者: 滝賢一1 日比初紀2

所属機関: 1愛知医科大学病院中央臨床検査部 2協立総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.1393 - P.1398

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新しい知見

 精液検査では精液量,精子濃度,運動率,奇形率などの検査が一般的に行われている.これらの測定法に関しては世界保健機関(World Health Organization,WHO)の編集,発刊によるマニュアルがあるものの,実際には個々の施設において独自の方法で行われているため,施設間での検査結果を比較することが困難であった.2003年7月に日本泌尿器科学会は,精液検査の標準化を目的とし,WHOマニュアルに準拠した検査手技を具体的に示すガイドラインを作成し,「精液検査標準化ガイドライン」を発刊した.

参考文献

1) WHO:WHO laboratory manual for examination of human samen and samen-cervical mucus interaction. 4th ed. Cambridge University Press,1999
2) 精液検査標準化ガイドライン作成ワーキンググループ編:精液標準化ガイドライン.金原出版,2003
3) 滝賢一,岸孝彦,日比初紀:液状検体の取り扱い方と基本的検査法 第6回 精液.Medical Technology 30:317-324,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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