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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻13号

2006年12月発行

文献概要

Laboratory Practice 生化学

LDアイソザイムの自動解析システム

著者: 石川仁子1

所属機関: 1浜松医科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1504 - P.1506

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はじめに

 乳酸デヒドロゲナーゼ(lactate dehydrogenase,LD)は,生体の各組織に分布しているため,体内の異変を知るためのスクリーニング検査として用いられる.しかしその由来を知るためには,他の酵素データをはじめとした検査データ,およびアイソザイムパターンを判読する必要がある.このようにアイソザイム分析結果を評価するためには,各組織のアイソザイムの含有量や生理的半減期の知識が必要であるが,判読者によって評価基準はまちまちで,かなり主観的なものとなっている.そこで,系統的な評価を行うために解析論理を作成し,自動解析システムの構築を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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