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技術講座 一般
高感度銀染色法を用いた尿蛋白分画法
著者: 金森きよ子1
所属機関: 1文京学院大学医学技術専門学校
ページ範囲:P.239 - P.244
文献購入ページに移動従来,尿蛋白分画の染色液には,血清蛋白分画用のポンソー3Rが用いられていたが,蛋白濃度が1g/dl以上ないとバンドとして検出できない.そのため,尿を濃縮するが,50倍以上濃縮すると粘稠度が高くなり鮮明な蛋白分画は得られなかった.
セルロースアセテート膜(セア膜)専用高感度銀染色法が開発され,尿蛋白濃度が10mg/dlでも原尿のまま尿蛋白分画が測定可能となった.微量蛋白尿でも種々のバンドが検出され病態解析におおいに役立つことがわかってきた.
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