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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻3号

2006年03月発行

文献概要

連載 臨床医からの質問に答える

尿細管上皮細胞の出現について質問された

著者: 福田嘉明1

所属機関: 1日本大学医学部附属板橋病院臨床検査部

ページ範囲:P.292 - P.296

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はじめに

 尿中に出現する尿細管上皮細胞は,尿細管の機能障害を反映するとされている.近年では,尿細管機能障害の障害度が腎機能障害と相関することが明らかとなりその重要性が注目されている.本稿では,出現機序,鑑別方法を中心に解説する.

参考文献

1) 油野友二,伊藤機一(編):カラー版尿沈渣検査症例アトラス,Medical Technology別冊.医歯薬出版,2000
2) 伊藤克己,遠藤仁,御手洗哲也,他(編):Annual Review腎臓2001.中外医学社,2001
3) 腎不全進行の主座 尿細管間質病変の成因.医学のあゆみ vol.212,No7,2005
4) 伊藤克己,遠藤仁,御手洗哲也,他(編):Annual Review腎臓2005.中外医学社,2005
5) (社)日本臨床衛生検査技師会(編):尿沈渣検査法2000.日本臨床衛生検査技師会,2000
6) 岡村弘子:尿細管上皮細胞数と尿検査項目の関連性.油野友二,伊藤機一(編):臨床病理レビュー125号 尿検査教本2003-2004.宇宙堂八木書店,pp154-157,2003
7) 八木靖二(編著):カラー版ポケットマニュアル尿沈渣.医歯薬出版,2001
8) 坂牛省二:尿沈渣における尿細管上皮細胞の出現の背景.油野友二,伊藤機一(編):臨床病理レビュー125号尿検査教本2003-2004.宇宙堂八木書店,pp145-153,2003
9) 金森きよ子,栗原由利子,真重文子,他:「N-アッセイLARBPニットーボー」を尿中RBP測定に応用するための検討.日本臨床検査自動化学会第37回大会抄録集:438,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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