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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻8号

2006年08月発行

検査じょうほう室 生理 脳波検査のスキルアップ

患者さんへの接しかた その1 成人編

著者: 石田哲浩1

所属機関: 1前慶應義塾大学医学部精神神経科

ページ範囲:P.779 - P.781

文献概要

 はじめに

 生理検査は,患者さんと直接接して生体情報を得るという点で,他の臨床検査と異なっており,さらに,患者さんと臨床検査技師との関係が検査データに反映される場合も少なくないという特徴を持っている.行われる検査への理解をはじめとして,患者さんがリラックスして検査を受けられるよう検査者は十分配慮しなければならない.

 今回「その1」として,成人の患者さんとの対応について筆者の経験に基づいて述べ,続く「その2」では,幼小児の患者さんについて安田久美子さんにお願いすることにした.

 患者さんへの対応は,患者さんと検査技師の年齢,性別あるいは初対面か否かなど,さまざまな要素によって異なる.これから述べることを一事例として,それぞれ直面するケースで役立てられたら幸いである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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