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ラボクイズ
文献概要
【問題1】 解答:①プール熱
解説:プール熱(咽頭結膜熱):病原体はアデノウイルスで世界的に分布する.感染経路は通常,飛沫感染である.学童期のプール(経口感染)を介して流行することがあり,プール熱と呼ばれている.潜伏期間は5~7日,症状は発熱,頭痛,咽頭痛,結膜充血,眼脂,流涙など.
マラリア:病原体はマラリア原虫で熱帯熱マラリア,三日熱マラリア,卵形マラリア,四日熱マラリアの四種類がある.分布はサハラ以南アフリカ,インド亜大陸,東南アジア,オセアニア,中南米で,感染経路はハマダラカの刺咬以外に輸血,針刺し事故,母児感染も稀にある.潜伏期間は1~3週間で症状は発熱,悪寒,全身倦怠感,重症例では脳症,肺水腫,貧血,急性腎不全などを起こす.
解説:プール熱(咽頭結膜熱):病原体はアデノウイルスで世界的に分布する.感染経路は通常,飛沫感染である.学童期のプール(経口感染)を介して流行することがあり,プール熱と呼ばれている.潜伏期間は5~7日,症状は発熱,頭痛,咽頭痛,結膜充血,眼脂,流涙など.
マラリア:病原体はマラリア原虫で熱帯熱マラリア,三日熱マラリア,卵形マラリア,四日熱マラリアの四種類がある.分布はサハラ以南アフリカ,インド亜大陸,東南アジア,オセアニア,中南米で,感染経路はハマダラカの刺咬以外に輸血,針刺し事故,母児感染も稀にある.潜伏期間は1~3週間で症状は発熱,悪寒,全身倦怠感,重症例では脳症,肺水腫,貧血,急性腎不全などを起こす.
参考文献
1) 倉田毅(編):感染症の診断・治療ガイドライン2004.日本医師会雑誌(臨時増刊号) 132(12):88-91,94-97,148-151,164-169,228-229,2004
2) 湯浅肇,井手満:消化管エコーの診かた・考えかた.医学書院,pp68-86,1998
3) 河合忠,橋本信也(編):日本医師会雑誌臨時増刊号.臨床検査のABC.日本医師会,p306,1994
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