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文献詳細

雑誌文献

検査と技術34巻9号

2006年09月発行

文献概要

けんさアラカルト

POCT・2―梅毒TPラテックス凝集法

著者: 行正信康1 高木康1

所属機関: 1昭和大学病院臨床検査部

ページ範囲:P.875 - P.876

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 はじめに

 POCT(point of care testing)は,患者の傍らで,多くは看護師や医師が行う検査で,診療に直結する検査のことである.今回は,この定義からは多少外れるが,汎用自動分析装置を用いて梅毒TP(Treponema pallidum)抗体を迅速測定可能な梅毒血清反応のTPラテックス凝集法について解説したい.

参考文献

1) Portnoy J:Modification of Rapid plasma reagin (RPR) card test for syphilis for use in large-scale testing. Am J Clin Path 40:473-479,1963
2) 大里和久,荒木尚美,川井和久,他:イムノクロマトグラフィー法による抗TP抗体迅速検出用試薬の基礎的検討.医学と薬学 39:1263-1269,1988
3) 永田早里,藤森ちなみ,佐藤千秋,他:ラテックス凝集免疫比濁法を用いた抗TP抗体測定法の検討.臨床検査機器・試薬 23:107-112,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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