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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻11号

2007年10月発行

文献概要

増刊号 メタボリックシンドローム健診検査技術マニュアル 各論

1. 検査前手順 2) 健診準備 (1) 健診者への留意事項

著者: 石坂裕子1

所属機関: 1三井記念病院総合健診センター

ページ範囲:P.1154 - P.1158

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新健診実施前の準備

 2008年度から開始されるメタボリックシンドローム健診(以下,新健診)の内容は問診,身体測定,血液・尿検査から成り立っている.新健診では,健診結果が施設により異なることがないように測定方法,測定値,および判定方法の標準化が行われる(表1).検体検査においては標準物質を用いて検査値を標準化する(表1,2).したがって,検査室としては,血圧,腹囲の測定方法,精度管理に関して,新健診の開始前に標準的な健診・保健指導プログラムに沿って,体制を整えておく必要がある.

参考文献

1) 標準的な健診・保健指導プログラム(確定版).厚生労働省健康局,平成19年4月,2007
2) 松田實:午後健診を検証する.総合健診 30:70-71,2003
3) 循環器予防研究会(監修):第5次循環器疾患基礎調査結果,中央法規,2003
4) 板倉弘重:中性脂肪.Medicina 42:256-258,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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