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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻12号

2007年11月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈診療支援〉

臨床検査システムを用いた業務管理と診療支援

著者: 山本京子1

所属機関: 1広島市立広島市民病院 臨床検査部

ページ範囲:P.1368 - P.1371

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はじめに

 医療分野における情報技術の利用は,医療の「質」の保持,業務の効率化,ヒューマンエラー防止面で電子カルテの推進とともに不可欠となってきた.

 臨床検査領域では,情報技術は重要な業務ツールとして早くから利用されてきたが,現場のニーズに対応した業務分析ツールは存在していないように思われる.

 当院では,2006年5月の電子カルテシステム導入時に臨床検査システムを更新し,その情報を有効的に活用して業務分析を行い,常に患者中心の医療が提供できる業務管理画面を構築した1).本稿では,その利用の実際を紹介する.

参考文献

1) 山本京子,谷口薫,臼田美由紀,他:臨床検査システム情報を有効的に活用した業務管理 業務管理画面の特徴と診療支援への展開.医学検査 55:1340-1345,2006
2) レジナ・E・ヘルツリンガー 岡部陽二(監訳),竹田悦子(訳):医療サービス市場の勝者 米国の医療サービス変革に学ぶ.シュプリンガー・フェアラーク東京,2000
3) 森沢徹,宮田久也,黒崎浩:バランス・スコアカードの経営 戦略志向の組織づくり.日本経済新聞社,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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