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セザリー症候群:Sezary syndrome(SS)
著者: 伊井野潤子1 東克巳2
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部 2杏林大学保健学部臨床血液学研究室
ページ範囲:P.1424 - P.1424
文献購入ページに移動わが国におけるSSの正確な発症頻度は不明であるが極めて稀な疾患である.菌状息肉症(mycosis fungoides,MF)とともに皮膚原発のT細胞性リンパ腫のなかで最も代表的な疾患とされている.しかしながら,わが国の特徴としては欧米と比較してSSが少なくMFが多いことが挙げられる.SSはMFの約1/10の頻度で男女比は2:1という報告がある.
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